2013年02月06日
お釈迦様と日本左衛門

馬郡町の西本徳寺に安置されてます釈迦仏像について、おもしろい話が
残っています。
その昔、怪盗として遠州一円を震え上がらせた日本左衛門、歌舞伎の演目
弁天娘女男白浪・五人衆、お馴染みの台詞、「問われて名乗るもおこがま
しいが定めは僅か50年六十余州にかくれのねえ賊徒の張本日本駄右衛門」
でご存知の方も多いと思います。
その日本左衛門が、二川の観音様の金の目を盗んで一儲けしました。

(第24回雄踏歌舞伎「万人講」定期公演の様子です。)
そのことに味をしめ、いい物はないかと物色中、この寺に忍び込み釈迦仏像
を見つけ、しめしめとばかりに背負って、浜松方面を目指して一目散に逃げ
ました。
いい加減走り、もうこの辺でよかろうと思い、あたりを見まわしてびっくり。
相変わらずこの寺の門前にいたのでした。
さすがの怪盗も気味悪くなり、放り出して逃げ去ったとの
ことです。
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Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 20:05│Comments(0)
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