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2020年08月10日

妖怪「べとべとさん」の話

妖怪「べとべとさん」の話

蒸し暑い夜が続きますので、涼しくなるお話をしましょう。

街灯が少ない夜の道を、一人で歩いている時は、心細く恐怖も増してくるように
感じてしまう。

まして深夜の道というものは不安になりがちで、暗闇ではささいな音も気になって
知らぬ間にその一歩が早くなってくるのだ。

「べと…べと…」何かが、後ろをついてくる気配を感じ、鳥肌が立ったことがある
かもしれない。

妖怪「べとべとさん」の話

恐怖を押し殺して、思い切って振り返ってみても、後ろにはもちろん誰もいない。

そういったときは、目に見えないこの世のものではない何かが、あなたの後ろを
ついてきているのかもしれません。

物の怪や妖の中に、夜の道を一人で歩いていると、後ろからついてくるものが
確かに存在するとされる。

その妖怪は、「べとべとさん」と呼ばれ、静岡県静岡市には小山を降りてくる
時に、ついて来たという話が伝わっています。







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Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 20:49│Comments(0)★南浜名湖の民話
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