2017年07月29日
水戸黄門ゆかりの本尊さま

建徳2年(1371)に建てられた本堂は、数度の山火事による類焼をうけ、現在
の本堂は明治38年、長山虎壑管長の発願により大正4年に完成しました。

本尊釈迦如来、脇侍に文殊菩薩・普賢菩薩が安置されており、正平9年(1354)
に仏師「法橋院遵」「法眼院廣」「法印院吉」の3人によって彫刻された木像で、
元禄の頃、水戸の徳川光圀卿(黄門様)の命により修繕したと背面に誌されて
います。

もとは茨城郡古内村の清音寺に祠られていたのを明治末に当山し移したと誌され
ています。

西側の「勅使玄関」は当山が皇室ゆかりの寺ゆえに、しばしは勅使の参向を受けて
おり、その際、勅使が出位入りした玄関です。

平成22年8月、100年振りの大改修と耐震工事を行いました。

※ご本尊は、撮影禁止ですので、自分の目で見て感謝の気持ちを記憶にとどめて
下さい。
最低限のマナーは守りましょう!
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 22:00│Comments(0)
│深奥山 方広寺