2017年07月26日
大本山方広寺奥山半増坊

建徳2年(1371)1371年、無文元選禅師は、当地を治めていた豪族奥山六郎次郎
朝藤の招きにより、奥山家の治めていた所領のうちから60町歩の土地と建物を
寄進され、ここに方広寺を開かれました。
無文元選禅師を御開山と称し、奥山六郎次郎朝藤を開基と称します。
元選禅師は、この地が、かつて訪れたことがある中国の天台山方広寺の風景に
似ていることから、この寺を方広寺と名付けられました。

山号は深奥山と称し、禅宗のうち、臨済宗方広寺派を構成し、その大本山として
厚い信仰を集めています。
ご本尊は、釈迦如来です。
また、かつては癩患者のための病院施設を開き地域の福祉に貢献しました。

幾度となく火災にあって伽藍は消失しましたが、明治14年(1881)の大火の後、
復興を遂げ、現在、大本堂、半僧坊真殿、開山堂、三重の塔など多数の建物を擁し
ています。
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 21:00│Comments(0)
│深奥山 方広寺