2015年07月12日
素盞鳴神社

この神社は牛頭大王を祭神としたところから通称「お天王さま」と呼ばれ
ている。
牛頭大王はインドの祇園精舎の守護神の忿怒鬼神で、わが国には陰陽
家によって除疫神として祀られたが、本地垂迹説で素盞鳴命の本地とさ
れた。

この神社は創設以来、現在地中町の諏訪神社の北隣りに位置しているが
、この社地とそれに通じる細道だけは内山地籍となっている。
これは新居町が度重なる災害で内山村・中之郷村の一部を替地として惣町
移転して新居としたことを物語るものといえる。
社名は維新後の排仏毀釈令によって権現号や天王号は禁止され、素盞鳴
神社と改められた。

毎年7月15日に祭礼が行われ、昔は取り立ての瓜を供え、麦の初穂(通称
ムギバツー)を供えたという。
社殿西側に大木の夫婦松があったが松喰虫の被害に遭い伐採されてしま
いました。
鎮座地:湖西市新居町内山天王476(内山)
※参考文献:新居町史 第3巻
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 19:11│Comments(0)
│チャリ旅・新居宿&白須賀宿