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2016年05月17日

本多肥後守忠真の碑

本多肥後守忠真の碑

この碑は、本多肥後守忠真の忠義を称えて、第17代本多子爵により明治24年に
建立されました。

本多忠真は、徳川家草創期を支えた徳川四天王の一人である本田忠勝の叔父に
あたる武将です。

本多忠真は、三方原の戦いで武田軍に大敗した徳川家の中にあって、撤退に際し
殿(しんがり)を買って出ました。

本多肥後守忠真の碑

道の左右に旗指物を突き刺し、「ここから後ろへは一歩も引かぬ」といって、
武田軍勢の中に刀一本で斬り込み、39歳をもってこの地で討ち死にしたと伝え
られてます。

忠真の子、菊丸は父の命により家康を援護し浜松城に無事退却しましたが、父の
最後を前にし友が次々と死んでゆくのを見た彼は無常を感じ、父の遺骸を三河に
葬ったあと出家の道を歩むことになりました。

本多肥後守忠真の碑

この碑には本多家が代々松平家・徳川家に仕えたこと、本多忠真が数々の戦で
功績を残したことが記されてます。

碑の題字「表忠彰義之碑」は、徳川家16代家達公によって書かれています。




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Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 13:26│Comments(0)家康の散歩道
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