2024年06月30日
五社神社「茅の輪くぐり」で息災に!

浜松市中央区の五社神社境内に「夏越の祓」が30日に営まれるのを前に直径約2.4m
の大きな円の形に結んで作った「茅の輪」がお目見えしてます。
茅の輪くぐりとは、参道の鳥居などの結界内に、茅(ちがや)という草で編んだ直径数
メートルの輪を作り、これをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願する
というものです。
日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ、唱え詞を唱えながら8の字に3度くぐり
抜けます。

茅の輪くぐりのくぐり方は、唱え詞を唱えながら、8の字に3度くぐり抜けるのが一般的
な作法です。
もっとも基本的だと思われる茅の輪くぐりのくぐり方は、以下のようになります。
1周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
2周目:正面でお辞儀、右足で茅の輪をまたぎ、右回りで正面に戻る
3周目:正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻る
正面でお辞儀、左足で茅の輪をまたぎ、参拝へ
茅の輪くぐりのときには、神拝詞を声に出さずに唱えます。
代表的なものは以下のようなものです。
「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」
(はらへたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ)

茅の輪くぐりの茅を引き抜き、持ち帰るのは、絶対にしてはいけないことであり、
作法に反します。
茅の輪くぐりは、くぐる事によって参拝者の穢れや厄災を、茅の輪に移し清めるため
のものです。
つまり、それを持ち帰る事は、自らの穢れや厄災を持ち帰るようなものなのです。

五社神社の茅の輪は7月7日まで、茅の輪を描いた御朱印(初穂料500円)や限定の輪守
(同1,000円)の授与は7月31日までです。
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 10:00│Comments(0)
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