2012年10月06日
山崎の秋葉燈籠・秋葉山常夜燈

山崎集落を通る県道「細江・舞阪線」が山崎公民館(旧山崎分校
跡)に至るとその東側から北に向かう細い道路がある。
本村公民館、西光寺を通り極楽寺に向かう集落の本通り、山崎本
村公民館敷地内に建てられてます。
古くは秋葉山燈籠はこの道の北部、極楽寺に近い用水池の脇に
建立されていた。
昭和33年、雄踏小学校校舎(山崎分校)払い下げを受けて、本村
公民館を建設した。
その時に秋葉山燈籠を現在の本村公民館敷地内に移転したので
ある。

秋葉燈籠を詳細に観察すると大棟(おおむね)に棟込(むねこみ)と
して瓦製の龍をはめ込む、降棟の中途脇部に瓦製の獅子を四面に
配する。

妻側には雲形と千鳥の懸魚(げぎょ)で飾る。
斗栱(ときょう)を二段に組み梁を支える。
桁正面の木鼻(きばな)に獅子を左右の木鼻は獏の彫刻で飾る。

桁間には向かって右側に水鳥(おしどり)、裏面に山鵲(さんじゃく)
か鸞(らん)の彫刻をはめ込み、その下に格子窓が付く。
正面は板戸の引き戸であるが長年の雨風によって変形し開閉でき
ない状態です。
※文献資料:雄踏町郷土資料部「雄踏の寺社」より
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Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 17:05│Comments(0)
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