2020年05月13日
「鎧橋」の話。

堀留川に架かる橋で、鎧橋という橋があります。
平安時代の末期(約800~900年前、鴨江寺が真言宗であった頃、戒壇という仏教
で僧尼をはじめ信者に授戒する壇を設けたことで、同寺の本山の比叡山延暦寺と
の間で戦いとなりました。
鴨江時側の軍兵は、鎧橋の南から城山付近まで逆茂木を作って並べ、一体の田に
水を張り、鎧を着てこの橋までよせ来る延暦寺の僧兵に応戦しました。

このようなことにより、この橋は「鎧橋」と言われるよになりました。
また、鴨江寺と比叡山の戦いで戦死した者千人を、鎧橋の北の田の中に葬って塚
としました。
この塚は今はありませんが、「千人塚(血塚}{」と呼ばれたと伝えられてます。
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 14:28│Comments(0)
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