2012年07月15日
茅輪神事の由来 今日は津島神社例祭日

茅輪神事の由来
茅輪神事は、「ちのわしんじ」と読んで、他に「輪越祭」
「茅の輪くぐり」とも言われています。
茅(ち=かや)とは、茅萱(ちがや)菅(すげ)薄(すすき)
などの総称で、この輪をくぐり越えて罪やけがれを取り除き、
心身が清らかになるようにお祈りするものです。

昔、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が旅の途中で、蘇民将来
(そみんしょうらい)巨旦将来(こたんしょうらい)という
兄弟のところで宿を求められました。
弟の巨旦将来は、豊かな生活をしていたのにそれを断りました。
しかし、兄の蘇民将来は貧しい暮らしをしていましたが、素盞
鳴尊をお泊めして、厚いもてなしをしました。

その後何年かたって素盞鳴尊は再び蘇民将来の家を訪れて、
「もし悪い病気が流行することがあったら、茅で輪を作って、
腰につけていれば病気にかからないですむでしょう」 とお教
えになりました。

これから、「蘇民将来」と書いた紙を門にはっておくと災いを
免れるという信仰が生まれました。

茅の輪も、最初は人々が腰につけるほどの小さなものでしたが、
時代がたつにつれて大きくなり、これをくぐって罪やけがれを
取り除くようになりました。

この故事にならって、後世の人々が疫病の流行や自然災害の
多い夏を無事に過ごせる様にと「夏越の祓い」にあわせて茅
萱で大きな輪をくくり抜けることによって厄払いをする風習
が現在、各地にに伝えられてます。

津島神社例祭、茅輪神事は浅羽まつり保存会・神饌会の皆様に
より地域に伝承されていきます。
※取材協力:浅羽まつり保存会・神饌会
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Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 17:21│Comments(0)
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