「三人吉三 巴白浪 大川端庚申塚の場」役者さんの紹介です。

鈴木@SHOPS案内人

2016年06月29日 09:34



6月26日、新居地域センターで公演された「第37回湖西歌舞伎発表会」の様子を
お伝えしてます。

「三人吉三 巴白浪 大川端庚申塚の場」を演じて下さった役者さんの紹介です。


(「番頭松吉」役:市川寅之助=鎌田充さん)

今回、歌舞伎&初舞台の市川寅之助さん、舞台でのセリフまわしは、さすが人生
のベテラン、一語一句に重みがあり新人さんとは思えない堂々の演技です。


(「刀屋與九郎」役:市川市寿郎=青島一郎さん)

稽古中は、仕事の都合で来れない役者さんの、代役を何役もこなす大ベテランの
役者さんです。


(お嬢吉三」役:市川しずか=佐原希依さん)

「月もおぼろに 白魚の~」有名な「厄ばらい」のセリフの場面では会場を魅了
する名演技、観客の目と耳は、お嬢吉三に一点集中してました。


(「和尚吉三」役:市川幸香=小幡幸子さん)

昔、吉祥院というお寺で一応出家していたことがあるのでこの名前で呼ばれます。

一番年上で、悪党としてもランクが上です。


(「お坊吉三」役:市川鼓乃美=杉山幸子さん)

「お坊」は「お坊さん」じゃなく、「お坊ちゃん」の意味、御家人のボンボンだっ
た男で、今も浪人なので二本差しです。

これも悪党で、名前が一緒なのでお互い意識していたということで「三人吉三」と
いう物語の始まりではないでしょうか?


(「夜鷹おとせ」役:市川仲蔵=中村博行さん)

妖艶な「夜鷹おとせ」の演技の市川仲蔵さん、ご職業は皆さまご存じのとおり。

湖西歌舞伎の女形の適役は市川仲蔵さんしかいません!



素晴らしい演技に、大拍手と、おひねりが舞台に飛び交います。

※取材協力:湖西歌舞伎保存会





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