時代で変わる社の名 八坂神社
地域の人々に、お天王様と呼ばれ親しまれている八坂神社はかつて牛頭
天王社(ごずてんのうしゃ)と呼ばれてました。
牛頭天王は、厄病神であり、インドの僧院祇園精舎の守護神です。
日本に伝来した後は、建速須佐之男神(命)と習合(二神をひとつにと
りあわせる)にしました。
江戸時代まで、大きな寺社では、僧侶身分が高い地位を占めました。
神職身分の者は、そのもとに従属してました。
明治になり、成立したばかりの維新政府は、天皇の神権的権威を確立す
るために祭政一致をスローガンとし、明治3年の一連の布告で神仏分離
を命じました。
仏像を神体としたり、神前に仏具を飾ることなどを禁止しました。
牛頭天王社は、全国的に建速須佐之男命を祭神とする八坂神社に敬称
されました。
篠原の八坂神社には、今でも牛頭天王木像一体、薬師木像三体が宝物と
して保存されてます。
この様に時代による宗教政策の変更によって社の名前が変えられました
が、樹齢数週百年のマキの老木(御神木)は変わることなく境内を包み
こみ神聖な空気を漂わせ心落ち着かせてくれます。
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