ウソとツミな鳥の話

ウソとツミな鳥の話

鷽とは、スズメ目アトリ科の鳥で、大きさはスズメより少し大きいくらいです。

頭と尾が黒く、背や腹はグレーとシックですが、オスは喉もとが美しい紅色をしています。

「ウソ」という名前は口笛を意味する古語からきているといわれ、鳴き声が口笛の
ように聞こえるからだそうです。

菅原道真公が太宰府に左遷されていた当時、蜂に襲われた際に鷽鳥の大群が飛んで
きて助かったという言い伝えが各地に残っています。

鷽鳥は幸運を招く鳥とされ、名前に「うそ」があることから、災いを嘘に替えると
の願いが込められていて、神社ではお守りのデザインにもなってる所があります。

ウソとツミな鳥の話

雀鷹(ツミ)の名の由来は、「スズメのような小鳥を狩ることから」や「スズメの
ように小さいから」等の事で「雀鷹」と呼ばれ、それがススミ、ツミに変わった
そうです。

ドストエフスキーの著書、『罪と罰』のタイトルを思い出すような、『嘘と罪』
ならぬ鳥の『鷽と雀鷹』のお話でした。


※写真はイメージです。



 
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