2014年09月02日
お寺(仏教)と落語の意外な関係①

笑いを誘う落語と、真理を語る仏教。
一見、相反するかのような両者だが、実は深いつながりがあるとい
われ、縁(えにし)は落語の誕生に関わる。
唱導あるいは、説法、説教、法説、法談。
これらは、平安末期頃からその技法が次第に確立していったとされ、
いずれも僧侶から仏教の教えを説き聴かせることが眼目。
しかし「お説教をくらう」といえば、これすなわち「小言」に通じるように
、真価はともかくとして、庶民にとっては、その難解さから、多少の苦
痛もともなって受け止められがちなのは今も昔も変わらぬところ。
たとえ本道でも、右から左と抜けてしまっては、元も子もない。
というわけで、次第に、経典のエッセンスを取り出して、庶民の日常
生活にぐっと引き寄せ、比喩や因縁話を用いて、おもしろおかしく仏法
を説く説教者、説教師たちが登場する時代が到来します。

新居宿寺道の本果寺で開催される第28回寺道DE落語会、今回の出演者
は浪曲師の国本武春さん。
武春さんは、NHK・Eテレの「にほんごであそぼ」に出演でお馴染みです。
ロックを取り入れた弾き語りスタイルを確立した国本さん自ら三味線を奏で
ながら「忠臣蔵弾き語り」を演じます。
前売り2,500円(当日3,000円)中学生以下無料。
詳しくは、「寺道DE落語の会」事務局矢頭さん(090-9939-6558)
E-mail yatou810136@yahoo.co.jp
までお問合せ下さい。
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 14:11│Comments(0)
│寺道DE落語会