少林山 臨江寺
今から約1000年前に真言宗の寺として建てられたが、長い間、住職のいない
時が、続いた。
文明12年(1480)平山泰和尚が住職となって臨済宗に替わり、本尊を釈迦如来
としました。
今は湖との間に広い道路や建物ができてるが、昔は佐鳴湖に面していたので、
湖面に揺れる月光の景色が見られ、観月の名所であった。
多くの歌人や学者が集まり、この寺で歌会を催した。
竹村広蔭作「影高くうき世はなれて照らすかな 少林山の秋の世の月」や
賀茂真淵作「小夜更けて松風高き山寺の 月はうき世の塵も曇らず」は、有名で
境内に歌碑が建てられています。
臨江寺の場所は、こちらをご覧ください。
※参考文献:未来につなぐ地域と人・歴史(浜松市西区の魅力)より