歌舞伎名せりふコンテスト結果発表!
6月22日(日)湖西市新居地域センターで開催された「第35回湖西
歌舞伎発表会」の様子をお伝えしてます。
「弁天娘女男白浪」日本右衛門の「問われて名乗るもおこまがしいが
・・・定めは僅か五十年、六十余州にかくれのねえ 博徒の張本
日本駄右衛門」はじめ名場面の名せりふ披露して下さった8名の皆さん、
いよいよ結果発表です。
小学生の部 「海老蔵もたまげたで賞」は、昨年度
優勝の男の子、「未来の歌舞伎役者で賞」は弁天娘女男白浪
稲瀬川勢揃い場の日本駄右衛門の名せりふを演じた女の子が
受賞です。
来年は、子供歌舞伎「弁天娘女男白浪」で衣装・鬘・舞台化粧で
カッコよく披露しましょう!
一般の部 「すぐに歌舞伎を始めま賞」を受賞されたのは和傘を
持って感情溢れるの名演技、弁天娘女男白浪稲瀬川勢揃い場、
忠信利平を演じた男性。
「歌舞伎役者も参ったで賞」は円熟味のある台詞で観客を魅了し
た今回最年長出場の男性、以上4名の受賞です。
歌舞伎名せりふコンテストの様子は6月24日の中日新聞(朝刊)
でも掲載されてました。
第三幕は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の場」控室では、役者さんが
準備で大忙し!
見所を一部ご紹介いたします。
※取材協力:湖西歌舞伎保存会
十七年前の恋、これがこの芝居のテーマです。
おわさは前半で、その証拠に片肌を脱ぐと目もあやな緋縮緬に
硯と筆の模様の片袖が出る。
一方弁慶も、あの大男が片袖に同じ模様のものを着てる。
その片袖を見た、おわさの驚き、十七年前の二十二夜の月待の夜、
互いに闇の中で別れを悲しんで引きあった証拠の片袖だからである。
それを弁慶もおわさも肌身離さず持ち続けていた。
十七年前の恋は、今も、いや今こそ燃え上がるのでありました。
それでは、まもなく上演です、