浜名湖の伝統漁 角立て漁(かくだてりょう)
南浜名湖は海の産地、主に浜名湖の幸を水揚げする雄踏(ゆうとう)
港市場の様子を毎朝お知らせしていますが、雄踏港のお魚は浜名湖
の伝統漁「角立て漁(かくだてりょう)」で獲られています。
※写真はNPOはまなこ里海の会「袋網見学会」でのもの
弁天島から北へ、渚園を越えて浜名湖ガーデンパークに向かう浜名湖
大橋を渡れば浜名湖には、多くの定置網がかけられているのが見え
ます。
これが角立て網(かくだてあみ)です。
矢印の形に仕掛ける網の矢の部分三カ所に袋状の網が取り付けられ、
潮の干満で泳ぐ魚が矢の方向に泳ぎ集まり、先端の袋に入ります。
浜名湖の魚たち、カニ、エビなどもこの方法で多く獲られています。
仕掛ける場所によりさまざまな魚種が獲れることも特徴です。
毎朝早朝に袋網を揚げにゆく漁師さんは、矢じりの部分三カ所の袋網を
揚げ、船のカンコウ(生簀)に種別に分けながら水揚げしていきます。
浜名湖に棲む生き物は700種もの多様さ、さまざまなものが入ります。
雄踏港市場のお魚さんで紹介する魚たちは、ほぼこの漁、刺し網漁な
どで獲られています。
雄踏港は夜の浜名湖に灯りを灯して魚を突き、すくう「浜名湖雄踏たき
や漁」など古い伝統漁が今も残され漁果をあげています。
浜名湖周辺の漁師さんの里海は豊かな幸をもたらしてくれています
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
南浜名湖は、アソビのベースキャンプだ!
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