雄踏港のハシリたち ドウマン・サイマキ・ギマ・シャクシャ
南浜名湖は海の産地、日曜を除く毎朝市場が開かれるのが雄踏
(ゆうとう)港市場です。
今期の市場は3月26日に開始され、浜名湖の伝統漁角立て網に
入った魚が多く取引されています。
浜名湖を泳ぐ魚が獲れるこの漁の漁果を見れば、浜名湖のハシリ
の魚、旬の魚、釣り魚がわかります。
「シャクシャ(市場名)」です。
茶色の大きな魚の名はアイゴ、背ビレに毒を持つことから敬遠さ
れがちですが、浜名湖の地魚として愛されています。
黄色の尾とヒレを持つのは「ギマ」です。カワハギやウマズラハギ
にも似た馬ヅラから銀馬、ギマと呼ばれるこの魚も浜名湖の地魚、
浜名湖での呼び方ギマが全国的に通ずるというちょっと自慢の魚
です。フグ科ですが毒はなく、地魚として愛されています。
雄踏港の名物といえば浜名湖が南限と言われる「ドウマン(市場
名)」です。トゲノコギリガザミは高知県などでも獲れますが、浜名
湖のドウマンは人気があります。
NHKのキッチンワゴンで全国の特産物を料理する番組が、次回
高知でこのカニを料理します。
初夏から本格的に獲れ始め、秋の熟れてゆくご馳走ガニです。
雄踏港で一匹だけのサイマキ(市場名)を見つけました。
サイマキとはクルマエビのこと、浅い南浜名湖の砂底に棲む名産
のエビです。
雄踏港はカニのエビの水揚げ港、初夏からクルマエビ、ヨシエビ、
クマエビ、アカアシエビなどさまざまなエビが水揚げされます。
今後もハシリと旬を追い、紹介してまいります。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所 丸小水産 丸内水産 大むら屋
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