浜名湖 雄踏港市場初市
新年5日、浜名湖ものと呼ばれる魚が集まる雄踏港市場の初市が
開催されました。
雄踏港市場は雄踏・村櫛など漁師さんが主に角立て（かくだて＝
定置網）網で獲った魚が水揚げされます。
今切で海と繋がる浜名湖は「湖」の名を持ちながらほぼ塩水湖、
海の魚、汽水の魚が混ざって水揚げされています。
新年の初市場にハゼを中心にセイゴ、カレイ、ボラなどが並び、賑
やかな初市となりました。
明日初市を迎える舞阪港は遠州灘の魚、雄踏港・鷲津港は浜名湖
で育つ海の魚にカニ・エビ類があがります。
エサが豊富な浜名湖で育った魚はうまいと「浜名湖もの」として浜名
湖料理店で楽しむことができます。
潮通しがよい南浜名湖に棲むボラは冬に旬を迎えます。
冬の透き通る凄烈な水に泳ぐボラは刺身でいただく魚、聞けば魚屋
さんに毎日買いに来る人がいるほどのファンを持っています。
話題のマグロなどはありませんが、江戸っ子を唸らせるシンコや、生息
の北限と言われるドウマンガニ（トゲノコギリガザミ）やサイマキ（クルマ
エビ）、ワタリガニ（ガザミ＝ササガニ）に天然うなぎと、雄踏港は年間で
ご馳走を水揚げする港です。
まもなく15日に冬漁が終わりますが、春からの豊漁に期待する市場は
熱気に溢れていました。
※取材協力：浜名漁協雄踏支所 海老仙 よらっせYUTO
南浜名湖は、アソビのベースキャンプだ！
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