徳川家康ゆかりの正法禅寺

徳川家康ゆかりの正法禅寺

知多四国霊場の第38番札所、正法禅寺は、篠島にある曹洞宗の寺院で、山号は龍門山。
本尊は釈迦牟尼仏。

徳川家康ゆかりの正法禅寺

南北朝時代の貞治元年(1362年)、説宗讃和尚によって創建された。

中興は仙鱗等膳和尚。

徳川家康ゆかりの正法禅寺


家康の父が仙千代と呼ばれていた時、みの危険を察した重臣らが岡崎城から連れ出して
篠島に逃れ、若き日の等膳と共に二ヵ月妙見斎で過ごし、その後、石橋衆の助けを借り
て伊勢へ逃れた。

家康が人質時代、駿府慈悲尾の今川氏親の菩提寺増善寺で等膳と出会い、篠島まで連れ
て行ってもらった。

家康が正室築山御前の亡魂に悩まされていた時、等膳は二人の弟子と共に浜松城で怨霊を
鎮め、家康は等膳の高徳と法力に驚愕し、一層の敬意と信頼を抱いた。等膳和尚が家康に
重用された要因として挙げられます。

徳川家康ゆかりの正法禅寺

仙鱗等膳は遠州三山のひとつである可睡斎の11世となり、正法禅寺は可睡斎の直末寺と
なりました。

江戸時代には正法禅寺の山門と本堂が尾張国海部郡甚目寺の正法寺に移築された。


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