2021年10月05日
西国16番 音羽山 清水寺

御詠歌:松風や 音羽の滝の 清水を むすぶ心は 涼しかるらん
西国16番の「清水寺」は、山城國京都府京都市東山区清水にあります。
北法相宗(大本山)の寺院。
山号は「音羽山(おとわさん)」、本尊は「十一面千手千眼観世音菩薩」です。

宝亀9年(778年)大和國、興福寺の僧「賢心=延鎮上人)」が、夢のお告げで
北へ向かい、現在の清水寺の滝である「音羽の滝」に至り、そこに、千手観音を
念じ続けて200歳になる白衣姿の修行者「行叡=古代伝承上の僧)」がいた。
行叡は、私はこれか東国へ旅立つので、(賢心に)後を頼むと言い残して、去って
行った。
行叡は千手観音の化身であったと悟った賢心は、霊木に千手観音像を刻み、そこに
堂を建立して安置したのが始まりと云われています。

「清水の舞台」として名高い本堂は、寛永10年(1633年)平安時代の「寝殿造
=上層住宅の建築様式)」で再建されました。

古都京都の文化財とし、ユネスコ世界遺産に登録されています。
Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 10:11│Comments(0)
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