› 南浜名湖SHOPS › ★自分探し心の癒し旅 › 本興寺・中門

2021年04月12日

本興寺・中門

本興寺・中門

鷲津駅近くの湖西市の名刹、本興寺。

春の風物詩、山道の桜並木の景色は終わりましたが、花のお寺は青もみじや色鮮や
かな季節を感じる草花が咲いてます。

本興寺・中門

大書院玄関に通ずるこの門は「中門」と呼ばれ、朱塗りの門である事から「朱門」
といわれています。

旧来、貞享3年(1686)2月、17世日観代再建とされているが、この度の保存修理
を行った門は肘木に墨書きが発見され、その後、宝永4年(1707)の津波・地震、
小富士(現宝永山)の噴火による被災後、宝永5年8月より、正徳元年(1711)
11月完工を見たもので19世日芳、20世逞代による建立と判明いたしました。

本興寺・中門

もとは客殿の正面に建てられていましたが、現在地に移されたのは天保12年
(1841)31世日融代でありました。

形式は薬医門、切妻屋根と称され江戸時代に寺院の門として多く用いられました。
令和2年(2020)市指定文化財として解体保存修理が行われました。

本興寺・中門

山号の大悲院は当山の院号であります。

昭和7年(1932)北原白秋が当山に来寺され、「夕早き庫裏のはひりは日たむろと
築地めぐらし朱き中門」を遺されてされてます。





同じカテゴリー(★自分探し心の癒し旅)の記事
辛國神社
辛國神社(2024-03-22 16:00)


Posted by 鈴木@SHOPS案内人 at 17:24│Comments(0)★自分探し心の癒し旅
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
本興寺・中門
    コメント(0)