2014年09月01日
9月7日は、新居町 寺道DE落語会

世界でも類を見ないユニークな形態の芸能である落語と、独特な展開を
遂げてきた日本仏教のお説教、実はこのふたつは源流のところで結び
ついています。
もともと「高座」という言葉は「お説教をする場所」を指していました。
和服を着て座布団に正座する落語のスタイルは、仏教のお説教の影響
を色濃く残していると言われてます。
お扇子を持つのもおそらく、お坊さんの使う「中啓(ちゅうけい)」が源流と
言われてます。
落語会では手拭いを「まんだら」と呼びますが、あれも四角で模様がつい
ている様子を曼荼羅に見立てたわけです。
落語で使われる「前座(ぜんざ)」は、本格的な大説教者が出る前にお話
する「前座(まえざ)」から来てます。
説法と芸能という目的の違いはあるものの形態は共通しているのです。

新居宿寺道の本果寺で開催される第28回寺道DE落語会、今回の出演者
は浪曲師の国本武春さん。
武春さんは、NHK・Eテレの「にほんごであそぼ」に出演でお馴染みです。
ロックを取り入れた弾き語りスタイルを確立した国本さん自ら三味線を奏で
ながら「忠臣蔵弾き語り」を演じます。
前売り2,500円(当日3,000円)中学生以下無料。
詳しくは、「寺道DE落語の会」事務局矢頭さん(090-9939-6558)
E-mail yatou810136@yahoo.co.jp
までお問合せ下さい。