2014年05月26日
火鎮神社(ほずめ)神社

鎮座地 湖西市白須賀五九四二番地
御祭神 火之迦具土神・品陀和気命・徳川家康公
例祭日 十月十四日
由緒
本神社は三座を祀り、由緒正しき神社なりしが、応永以降東海瀟及び安永
年間社家火災の為め、古文書散失し、由緒を詳に能ざるも、徳川家康の
崇敬厚く除地壱町四方余、丸太船壱双の御墨附を賜り地方一般の崇敬を
蒐めて御隆盛を極む。
大正十四年一月九日村社に列せられ同年十四日神饌幣帛料供進神社に
指定されました。

境内には東照宮もあり、沖を通る舟は帆を下げてお参りをする習わしがあ
ります。
火鎮神社のまつわる神話があります。
神話によると、火之迦具土神を生んだ母の伊耶那美神はお産の際に火傷
をして命を落としてしまう。

父親の伊耶那岐神は、最愛の妻を死に追いった子の火之迦具土神を切り
殺し、妻の後を追って死者の世界である黄泉の国を訪ねました。
だが彼は見てはいけないという約束を破り、死の汚濁に染まった妻の醜い
姿を目のあたりにして、黄泉の国から逃げ出しました。
※参考文献:おんやど白須賀「かわら版NO54」より