知多半島唯一の子どもの神様 神前神社

鈴木@SHOPS案内人

2025年03月16日 18:00



第54番札所海潮院の隣の、愛知県半田市亀崎に鎮座する子供の神様、神前神社。

以前から気にはなっていたのですが、バスツアーの時は時間に制約があるので足を
運ぶ事か出来ませんでした。



神前神社は、神倭磐余彦命=神武天皇をご祭神とする神社です。

社伝によれば、東征の途中伊勢より海を渡りこの地に立ち寄った神武天皇を里人が
小船に桟橋を掛けて出迎えたことより、以来この地は「神嵜」となり、上陸地を
「天神洲」と称し、後、同地に社を建てお祀りしたのが、当神社の起源とされ、
この故事に因んだ秋の例祭「棧掛祭」が、現在も執り行われています。



その後、慶長17(1612)年に、風波の被害を受けにくい現在の地に遷座されました。



境内には、神武天皇がお使いなされたと言いつたえの井戸があり、後にこの井戸の
水面に顔を映すと神武天皇にあやかれるとの信仰が人々の間に拡がり、現在では、
子供の健やかな成長を祈る「井戸のぞき神事」として親しまれています。



明治18(1885)年に神社規則により「県社」に列格され、終戦後にこの制度は廃止
されましたが、現在でも「県社」の名で広く親しまれ、知多半島唯一の「子供の神様」
として多くの信仰を集めています。



神殿に参拝を済ませ、次の番外札所 東光寺を目指し、案内マップを見ながら、
迷路のような路地を歩き番外札所 東光寺を目指します。


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