重要文化財中村家住宅 長屋門
長屋門は一定の格式がある家に建てられたもので、中村家では物置小屋
に使用されたほか、来訪者を応接したり、外を監視する小者を住まわせ
た時代もあったと考えられてます。
昭和59年(1984)に解体修理の際、発見された棟木の墨書に「安永四年
末二月廿二日棟上」とあり、安永4年(1775)に地元の大工によって建て
られたことがわかりました。
現在は屋敷の東側にありますが、天明古図や家相図から、以前は屋敷南
側にあったことがわかっています。
かつてはすぐ南側に浜名湖が迫っていたことから、戦国期には中村家
の軍船の船溜りから、屋敷の南側にあった長屋門を通り、直接屋敷に
出入りできるようになっていたと考えられます。
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