粉河寺大門(重要文化財)

鈴木@SHOPS案内人

2025年05月25日 00:09



西国三十三所、第3番札所 粉河寺。

大門は桁行12.48m梁間7.48㎡を有する規模の大きい楼門で、建立は明らかでないが、各鬼瓦に宝永4年(1707)の刻銘が見られ、様式上、この頃の建立と考えられる。

上層の斗栱に雲肘木と尾棰をつかって深い軒を支える構法など、当時の
建築としては、他にあまり類のない手法を用いている。

建立当時の形態もよく保たれており良質の欅材を用いた雄大な江戸中期の建築として優れている。

関連記事