2017年04月11日
みをつくし(澪標)

浜名湖の湖岸近くに建てられている白い木製のマークは、実際に使われている
「みをつくし(澪標)」です。
みをつくしは、通行する船が浅瀬に乗り上げないように、水脈(みを)の深い所を
知らせるために建てた標識です。

万葉集巻14の中に「とほつあふみ いなさほそえの みをつくし あれをたのめて
あさましものを」と詠われてます。
およそ1300年前から、大正時代まで旧都田川河口附近に二本の大きな木て
造らてた、みをつくし(澪標)が立ってました。

みをつくし直虎桟橋からの遊覧をご案内して下さった井出丸の船長..井出さん
浜名湖の漁師さんです。
漁師さん達は、今でも深い所を「みを」と呼んでると教えて下さいました。