西国第25番霊場 播州清水寺

鈴木@SHOPS案内人

2024年05月21日 08:00



西国三十三所第25番札所、御嶽山 清水寺は、兵庫県加東市にある天台宗の寺院です。

御本尊は十一面観世音菩薩。

西国三十三所の第16番札所である京都市の音羽山清水寺と区別するため播州清水寺
と呼ばれてます。



御開山法道仙人は印度の僧で、今より1800年前、人皇十二代景行天皇が治められて
いた時に、中国、朝鮮を経て御嶽山に住まわれ鎮護国家豊作を祈願されました。



推古35年(627)推古天皇勅願により、根本中堂が建立され、仙人一刀三礼の秘仏
「十一面観音」、「脇士毘沙門天王」、「吉祥天女」の聖像が安置されました。



もともとこの地は水に乏しく、仙人、水神に祈ったところ、霊泉が湧水し、その事に
感謝して「清水寺」と名付けられました。



神亀2年(725)聖武天皇は行基菩薩に勅願して大講堂を建立、永く経典の講義をする
道場として、法灯を国中に輝かされました。



花山法皇西国御巡拝の時、ここを訪ねられ御詠されて以来、西国25番の札堂と称する
ようになりました。









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