人に教えてあげたい仏教語「せつな(刹那)」
小説などで「その刹那!」というと息をのむ場面ですね。
一般的な意味としては「瞬間、非常に短い時間」のことですが、刹那は本来「指を
一回弾く間の六十五分の一」という古代インドで用いられた時間の最小単位のこと
をいいます。
今の時間では七十五分の一秒といわれますが、昔のインドの人の感覚はすごいですね。
仏教では刹那消滅といって、すべてのものは一刹那ごとに生まれては滅し、滅しては
生まれ、この連続によって成り立ってるといいます。
大切な人生、一瞬一瞬を精一杯生きて生きたいものです。
※冊子、人に教えてあげたい仏教語2より
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