人に教えてあげたい仏教語「まだら(曼陀羅)」
「まだら(斑)」というと、白髪まじりの頭のように、濃淡またはいろいろの色が
交っているものをいいますが、これは仏教画の曼陀羅(まんだら)に由来してると
いわれています。
曼荼羅には数えきれないほど沢山の仏さまや神さまが画かれていますが、様々な色が
用いられていることから、また、それぞれの神仏の悟りの世界が表現されていること
からこの意味が生まれたのです。
語源を考えてみますと、まだら模様の一つ一つが、また、白髪の一本一本までもが
仏さまなのかなぁと深読みしたりして、なんだか手を合わせたくなりませんか。
※冊子、人に教えてあげたい仏教語1より
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