これも家康伝...門松の話。
門松は、元々斜めに切ってませんでした。
門松は正月の飾りとして知られている他に戦国時代には戦勝祈願の意味も込められ
ていたのです。
徳川家康、生涯で唯一の負け戦だった「三方原の戦い」で斜めに切るようになった
らしいです。
家康は、その敵方の武将に打つ勝つために、門松の竹(武)を斜めに切らせました。
それが家康の合戦に挑む心意気だったのです。
そして、それが家康の家臣団に広まり武家一家に広まって今日に至ってます。
これは、興福寺の僧が記した「多門院日記」の逸話です。
江戸城では、この故事をもとに、斜めに竹を切り落とした門松を飾る様になりまし
たと伝えられてます。
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