「旗掛の松」by葛井寺(藤井寺)

鈴木@SHOPS案内人

2022年02月26日 10:03



大楠公(楠木正成)が湊川の戦いで客死した後も、息子の正行、正時、正儀は戦い
を続けて連戦連勝。

正兵2年(1347)ここ藤井寺に於いても秘策を練って奇襲を掛け、十倍の勢力を
持った幕府側の細川顕氏勢に大勝したと云われております。

この時「非理法権大」の旗を松の木に立て掛けたとの言い伝えから「旗かけの松」
として現在に残されてきました。



この松は珍しく三葉の松葉が現れ、この三人の息子のように、力を合わせて堅く
一致団結すれば、どんな困難であっても打ち勝つ事が出来るとし、摩訶不思議な
力が授かれると語り継がれ、珍重されています。

また、楠野区正成、正行親子、新田義貞が奉納された大般若経も現存してます。

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